サランダを出航して約2時間、ギリシャのコルフ島に到着しました。
コルフ島が近づくと美しい旧市街地が見えてくるのでテンション上がります!ザックを背負って降り口へ歩いてると床のブロックに気づかず派手に転ぶ私。
ズッデーンと1.5メートルくらい飛んでたと思います。
さて入国を済ませたら、帰りのフェリーチケットを確保せねば。
フェリーターミナル内にあると思ったのに、チケットオフィスは外部にあるということで徒歩で向かいます。
これが… 異常に遠い。
コルフ島って町の規模が大きくて、地図で見るとたいしたことないのに歩くとしんどいんです。道は工事中のところが多く埃っぽい。
ターミナルは広くて出口まで遠いし。
くたくたになって2日後のチケットを入手(18ユーロ)。
そこからCorfu Mare Boutique Hotelまで徒歩で移動。
フェリーターミナルから近くて小奇麗なブティックホテルということで、今回の旅で唯一奮発してみました。(1泊127ユーロ)。
原付バイクを2日間レンタルして出かけます。

新要塞近くでランチ。いわしのグリルとイカと野菜のグリル。さすがにうまい。
(20ユーロ)

路地裏では野良猫がエサをもらってます。
やはりギリシャは猫が多いですね。

新要塞から旧市街地、旧要塞、聖スピリドン教会を眺めます。
すてきな景色にうっとり。ゆっくりお茶でもしたいところですが雲行きが怪しいので次の観光地旧要塞を目指します。
しかしコルフ島の市街地エリアって、道がごちゃごちゃしてて交通量が多く、分かりにくい。
約10年ぶりに原付に乗る夫は2人乗りが初めてともあってビクビクです。
結局雨が降ってきたので旧要塞には入らずホテルに戻ることにしたのですが、、、
カーブでこけました。徐行してたので大ケガにはいたらなかったものの、私は左ヒザを強打。
白いワンピースは真っ黒に汚れ、買ったばかりのアニエスベーバッグには黒いタイヤ跡が。
夫は…腕が痛いと顔をゆがめていましたが、かすり傷のみでした。
骨折した勢いだったぞ。
まるでスイカを食べるカワウソのように顔をゆがめる夫。。私のケガに気づく余裕はありません。
これ以上2人乗りは危ないので私は1人タクシーを探し、もう1人はゆっくり原付で帰ることに。
(私、ずぶぬれであごとワンピースとバッグに黒いタイヤ跡をつけている)
しかしコルフ島って観光地なのにタクシーが少ないのね。
ぜんぜん捕まらない。しかも高いし、1~2メーターで10ユーロもする。
金持ちがリゾートで来るところなのでレンタカーが多い。
原付もレンタルできるけど道もタイヤも滑りやすいので(運転技術にもよる)バギーか、近場ならレンタル自転車がいいかも。

夜、打撲が痛いので缶ジュースで冷やします。
どしゃぶりで濡れた服をランドリーに出し(18ユーロ)、夕食はホテル内でいただきました。(28ユーロ)
翌日、もう原付はイヤだということで観光バスを使って移動することにします。
道を渡る時に泥だらけの水溜りにハマる夫。。
旅が終わるまで、毎日何かやらかしてました。
今日も空はどんよりしていて今にも雨が降りそう。
ギリシャってほとんど雨が降らないと聞いていたのに。
バスで40分ちょいでパレオカストリツァに到着。(バス代往復10ユーロ)
駐車場の前には美しいビーチが広がっていて、そこを眼下に眺めながら修道院をめざします。

天気がよければビーチで泳ぎたかったよ!

修道院に到着。
建物を撮りたいのだけど、お兄さんたちが入り口からどいてくれません。。
敷地内にはブーゲンビリアが咲いていて、コインを投げるともう一度来れるという井戸があり、まるで結婚式を挙げたくなるようなロマンチックな場所らしい。しかし実際は… 臭い。
井戸から強烈な下水のにおいがします!
ここには戻ってこなくていいやとコインは投げませんでした。

修道院のにゃんこたちはかわいい。集まって日向ぼっこしてます。
雨が降り出したので修道院の前にあるカフェで雨宿り。
どしゃぶりの景色を眺めながらココアで体をあっためます。
バスの時間20分前になって雨がやんだので裏手の小道を散歩してみました。
確か絶景ポイントがあるはず。


ぎゃーきれい!
断崖がまるでシャケの切り身のようです。
はあー、天気さえ良ければねえ。
旧市街地に戻り、お土産を買いあさります。
アルバニアでは人にあげて喜ばれるようなお土産がほとんどないので、ギリシャでまとめて買って、郵便で送ることにしたのでした。(郵送料55ユーロ、EMSはなくて普通の航空便にしたが高い)

旧市街地の町並み。
すんごくおしゃれで、観光客でごった返してる。
おしゃれして町歩きしたいところですが、お土産が重いとテンションの低い夫がいるため、とりあえず食べることにしました。
(30ユーロ)

観光地価格だけど、コルフ島は何食べてもおいしい。
食べ物が唯一いい思い出だな。
3時ごろホテルに戻り、近くのスーパーに行ってみることに。
私、スーパー大好きなんですよ。
旅行では必ず現地のスーパーや市場をぶらぶらすることにしてます。

キッコーマンの醤油。ゲイシャという缶詰もありました。
夫はワインとサラミをほくほく顔で買ってましたが、ナイフで袋を開けるとき
指をグッサリ切ってホテルの部屋を血だらけにしていました。。(1ユーロ=約124円)