2010.07.02 Fri
決めつけイクナイ
半年ぶり、ひとりで!
ここぞとばかりに「告白」と「アウトレイジ」のR指定二本立て。
「告白」
原作本読んでなかったら、もっと楽しめたと思う。中島監督の作品は盲目的に好き。
加害者の母親のエピソードが大幅にカットされているので、木村佳乃がただのキ★ガイババアみたいで残念。
もう1人の加害者を好きになる女子がティーン独特のエロさを発揮していて良かった。
「アウトレイジ」
以前より武映画は得意じゃないと言っていたものの、加瀬亮のインテリヤクザみたさに観賞。
衝撃的な殺害あれど、香港黒社会映画を観ているうちに免疫が出来ていたためなんてことなかった。
椎名桔平のニヤニヤ具合が良かった。
妊娠中はやることもないもんで、毎日映画館に通ってたんですが
臨月から里帰りして、今までずっと行けなかったんで、いい息抜きになりましたとさ。
でも、こんなサービスがあるんだってさ。
TOHOシネマ ママズクラブシアター
お客様の声(一部抜粋)
・「泣いてもお互いさま」で、赤ちゃん連れでも気兼ねなく映画を観ることができました。
・曜日や時間、作品は限定されますが、音量や照明など小さな子どもに配慮して、
久しぶりに映画を楽しみました!
どーなのさ?!
まず、映画ファンの目線からすると自分の子だけならまだしも、たくさんの赤子が泣き叫ぶなか
大好きな映画を集中力0の状態で観なければならないことは拷問に近い。
目の前に半裸のセクシーギャルがいるのに触れられない的な?のぞき部屋的な?
あと、音量や照明に配慮って…そこが映画館の醍醐味じゃないか!
だったら無理して赤さん連れてかないでも、家でDVD観りゃいいじゃん。
今月の上映作品。
「トイ・ストーリー3」「踊る大捜査線 THE MOVIE3」
もちろん、作品を批判するつもりはないし、機会があれば、私も観ると思う。
しかし、母子を応援するようなふれこみをしておきながら、
「こんなん見せときゃ満足やろ?おまいらみたいなもんは。」
という舐めきった感じが漂うセレクトである気がしてならない。
新米ママ&赤さんは放つ乳臭さからか「ほんわか、やさしい、あたたかい」などの妄想イメージを決め付けられるが、
子供を産み落とした瞬間に頭の中がお花畑になるわけではないと声を大にして言いたい。
事実、今私が読んでいる本は泉水木蘭著「エム女の手帖」だ。
片パイ吸われながら、元SM嬢の実録エッセイを読んでもいいじゃないか。
| 日記 テン | 13:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑