2014.07.31 Thu
「大時代」名シーン集part3丁蟹編
香港ドラマ史における伝説的なキャラです。
とにかく言ってることが強烈すぎてついていけない…でも決して間違ってはいない。
それどころか的を得てることも多い。
台湾での服役を終えてこっそり香港に戻ってきちゃった丁蟹。
長男の考蟹(はうはい)と付き合ってる方婷(ふぉんてん)を無理やり車に乗せ夜の公園へ連れ出します。
蟹おじさんは方婷と何か話したそうです。

丁蟹:…何か足りないな

丁蟹:音楽だ。これで緊張しないだろ?

嫌がる方婷に対して
丁蟹:人殺しが悪人とは限らない、分かるか?

方婷:あなたのせいで10数年間パパがいないのよ!どう償ってくれるの?

丁蟹:息子と結婚しろ。俺が父親になってやる
超ポジティブシンキング!

丁蟹:そんなに俺が憎いなら今殺せばいい。さあ!
その辺に落ちてたBBQ用のでっかい串を手渡します。
ああ、、
若い頃の玲姐と同じく泣き崩れる方婷でした。
放心状態の方婷を家につれて帰り、考蟹が戻ってくると

丁蟹:俺はラーメンでも作る。恋の邪魔はせんとくわ!
恐ろしいことをしておきながら急にお茶目なところを見せる蟹おじさん。
憎めないですね。

事故にあった玲姐を病院に連れて行く丁蟹。
丁蟹:ここは救急室だろ。君たちはどうして急がないんだ!
昔付き添いで香港の救急車に乗ったことあるんですがね、病院についてもまったく急いで対応してくれませんでした。
丁蟹ってけっこう正しいことを言ってると思います。

末期がんの治療のため息子たちが不思議な力を持つ気功師を雇う。
が、ニセモノだと分かりおりゃーっと殴り倒してひと言、
丁蟹:もしも仙人がいたとしたら、中国はこんなに貧乏なはずがないじゃないか!
最後は一番の名セリフでしめましょう。

丁蟹:法官大人、我唔認罪(ふぁっぐんだいやん おーんいんじょい)
(裁判官、私は無実です)
何話か忘れたけど、一晩中このセリフばかり練習するシーンがあります。
それはもう何十パターンもの「法官大人、我唔認罪」を。
アダム・チェンの演技力なくして見られません。
ぜひ多くの方に「大時代」を見てほしいなあ。
私の何の脈絡もないキャプチャとセリフの紹介ではドラマの魅力を伝えきれてませんが。
とりあえず「大時代」シリーズ終わり。
あざーした!
| ドラマ maiko | 16:13 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑