中国インディペンデント映画祭(
公式サイト)
12月11日(日)は劉健監督を迎えてQ&Aを行います。上映日:12/6(火)13:00 12/8(木)17:40 12/11(日)13:00 12/12(月)19:35 12/13(火)17:35

監督:劉健(リュウ・ジェン)
あらすじ:スーパーでは万引き犯あつかいされて暴行を受け、勤めていた工場は倒産し、失意のうちに田舎に帰ることにしたチャン。駅へと向かう途中、交通事故で意識不明になった老婆を助け、病院へ連れて行く。しかし、あろうことか彼自身が事故を起こした犯人に疑われ、警察署へ連行されてしまう。
中国初のインディペンデント長編アニメとして話題の本作がいよいよ日本に上陸。
(見どころ&感想)
中国でひき逃げされた女の子を誰も助けなかった事件が日本でも話題になりましたが、その背景には南京の事件の影響が大きいという報道もありました。
06年11月、江蘇省南京のバス停で、倒れていた高齢女性を助け起こし、病院に付き添った若い男性が、逆に女性から「この男に突き倒された」と裁判に訴えられた事件です。
「ピアシングⅠ」はその事件を元にストーリーを膨らませたアニメで、シュールな間と音が笑いを誘います。
ヤクの売人、留学斡旋業者、偽造酒、健康食品、不動産バブルなど
リアル社会をブラックユーモアを交えながら語り、後半はサスペンスフルに畳み掛けます!ジョニー・トー系のトリッキーな展開が好きな人にはおススメ。
音楽を担当しているのは
左小祖咒という中国で絶大な影響力を持つロック歌手/現代アート作家/小説家。

現代アートに疎い私でもこの写真は覚えてますわ。もはや理解不能ですが。
エンディングで「冤枉」というパンチの効いたロックを聞かせてくれます。
中国ロックファンも注目の一本です。
本作の途中、似た人がチラッと登場します。
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