廃話!~もっとチラシの裏に書いとけよ!~

廃話(ファイワー)とは広東語で「意味のない、つまらない話」という意味。

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初インド part4~リシケシからマナーリーへ~

忙しくてこのまま中断しようかと思っていたインド旅行記、ひそかに楽しみにしている方がいらしたので調子に乗って書いてみます。

さてと、リシケシではガンジス川でラフティングしようと思っていたが雨季のためできず、ガンジス川沿いのこじゃれたカフェで風に吹かれながら読書するつもりが暑すぎてそんな気になれず、ビートルズゆかりのアシュラム(現廃墟)を探検するつもりがいつの間にかヒンズー教のお寺を目指し、しかも到着できずにずぶぬれになって警察の白バイを乗り継いでホテルに戻るという、計画していたことひとつも達成できずに2日間を過ごしました。
ホテルのオーナーに聞くと、私は山まで24kmほど歩いていたらしい。どうりでしんどいわけだ。しかも雨にすべったせいで左ヒザ痛いし。

そうそう、オカエリカフェという日本人が経営しているカフェにも行ってみたのですが夏休み中で閉まってた。
場所は前もって調べといたのに、営業中かどうかの確認を怠るというツメの甘さよ。。

オカエリカフェの張り紙

この張り紙を見て愕然とする私を想像してください。

もうやることもないので次の目的地マナーリーを目指します。
が、バスターミナルの事務室でバスの時刻を聞くと、そもそもリシケシからマナーリー行きの直通バスは出てないという。
まずはデラドムへ行き、そこのバスターミナルからマナーリー行きのバスに乗れとアドバイスをいただく。
その職員のオッサン、親切なのはいいけど私が「旅の指さし会話帳/インド編」を取り出すと面白がって延々とスタッフたちに回し読みさせます。。
あの、私そろそろ出発したいんですけど。

オッサンらに別れを告げ、デラドム行きのバスに乗り込む。41ルピー。
約1時間でデラドムのバスターミナルに到着すると容易にマナーリー行きのバスを発見できた。
500ルピーでチケットを購入し、バスに乗り込む。
乗客にはチベット族の人もいて親切。
ma:あのー、このバス何時に出発するんですか?
チ:午後3時だよ。
ma:到着は何時ごろ?
チ:17時間かかるから、えーと…朝の8時だね


。。。


17時間かかるですと?

車内の写真がないから文字で説明すると、このバス、寝台ではありません。
どうもヒマーチャル・プラデーシュ州では数年前に寝台バスで事故が起きたらしく、それ以来寝台バス禁止になったのだとか。
しかもイスのシートがかたく、3人がけのイスはぎゅうぎゅう。
ヘッドレストなし。
エアコン?そんなものインドの公共バスに存在するんですか?
荷物置き場もなし。仕方ないので足元にでっかいザックを置く。
そうすると自分の足の置き場もなくなる。


。。。


出発する前から、健康なままマナーリーにたどり着けるか心配になった。

マナーリー行きのバス

普通のバスに見えますが乗り心地最低です。

政府系のバスはガッタンゴットン揺れまくり、途中乗客を拾えるだけ拾いながら進みます。
停車していると汗だくになるので早く出発してくれと思うのですが、
一旦走り出すと排気ガスと砂ぼこりを含んだ風を顔面に浴びることになります。
タオルで顔をぬぐうと真っ黒に。
西日もきつい。
まるで、フライにされる魚の気分です。

足が自由に動かせないので2時間でむくんだのもつらかった。

インドを旅する日本人バックパッカーて多いけど、みんなこの苦労を乗り越えながら楽しんでるのだろうか…
あたし、、くじけそう(泣)

日が暮れても汗まみれ、排気ガスまみれ、砂まみれ、町の喧騒まみれで眠れず心折れる。
交通機関で言えば、絶対中国のほうが楽だわ!行き先漢字で書いてあるし、寝台バスの寝心地はいいし(布団はすっぱい臭いがするけど)、道路も整備されてるし。
ううっ。。(泣)

しかしインドの乗客は親切であった。
隣に座ったチベット族のギャル2人は気を使ってくれるし、他の乗客もバスが止まると「15分休憩だ」とわざわざ教えてくれる。
でも、夜中の12時半に止まった時に「ディナータイムだ」と教えられた時にはびっくりしたよ。
さっき9時半の休憩でそろそろ何か食わんとヤバイと思い、急いでチョウメンという日本のやきそばにそっくりな料理をかきこんだのに。

そうこうしているうちにバスはヒマーチャル・プラデーシュ州の山間部に入り、明け方にかけて高度を上げていく。

標高が高いので寒い。

タオルを肩に巻き、寒さをしのぐ私の貧乏臭さよ。。

しかし山間部は空気がきれいだし、眼下には河が流れてるし、チベット族のタルチョも見られて何とも気分爽快。
バスは定刻どおりにマナーリーのバスターミナルに到着。

マナーリーはオールドマナーリーに安宿が集中しているのだけど、私はヴァシシュト寺院にある温泉に入ることしか目的がなかったのでヴァシシュト村に直行します。
オートリキシャに交渉すると、100ルピーと言いやがる。
ふざけんなよ、地図で見ると近いじゃねーか。
「80ルピーね。これローカルプライスよ」とリキシャ男。
「…40ルピー」
「ふざけんな、あっち行け」

その後、何人かのリキシャ男と交渉するも全員からシッシされます。
そんな…リシケシでは近場で乗り合いなら10ルピーだったのに。
ていうか私今細かいお金60ルピーしかねえ。
リキシャ相手に500ルピー札とか1000ルピー札出したらお釣りなくてキレられるしなあ。
ターミナルにたむろしてたリキシャ全部に断られると、最初に声かけてきた男が近寄ってきます。
「どうだマダム、俺の提示した80ルピーは良心的だろう」
「そー言われても、私の今の全財産60ルピーなんだよね。ねえどうしたらいいと思う?助けてくれない?」
「。。。乗れっ(失笑)」

ということで、ようやくリキシャ出発。
ヴァシシュト村の寺院の前で降ろされます。

200ルピーで新しくて眺めのいい部屋があると売り込んできた若い男についていくと、民家の中に本当に掃除の行き届いたきれいな宿があった。
私はちょっと奮発して300ルピーの部屋にチェックイン。

新しくて清潔
部屋からの眺め

Veer Family House。ヴァシシュト寺院から徒歩2分。にぎやかな通りから村にちょっと入ったところにあるので静か。

さて、荷物を降ろしてやることはひとつ。風呂だ。
カタコトだけ英語をしゃべれる美人の奥さんに温泉のことを訪ねると「ホットウォーターね?カム、カム」と手招きして案内してくれました。

ヴァシシュト寺院の温泉

靴を脱いで寺院に入り、すぐ右が女性用温泉浴場。
正方形の壁沿いに荷物をかけるフックがあり、湯船から見えるので盗難の心配はあまりなし。
インド人は保守的なのかなーと勝手に想像してたけど、皆さん堂々と脱いでます。
しかしパンツだけは履いたまま。
村人の皆さんは外国人観光客に慣れおり、私が入ってきてもジロジロ見られることはありません。
そしてフレンドリー。
私が体を洗っていると、隣にいた婆さんがおもむろに私のタオルを奪って背中をゴシゴシしてくれました。
さ、サンキューとお礼を言うとニコニコしてうなずく婆さん。

湯船に入ると体の芯からあったまります!
リシケシで左ヒザを痛め、腹にはあせもができ、17時間同じ体勢でガッタンゴットン揺られたせいでケツがすれて真っ赤にはれており、足もむくんでいたのですが、温泉の力で治りそう!!
2日間、湯治に専念するわ!

ちなみに男性用の浴場は寺院内にありますが、外にも柵に囲まれた状態であります。
まるで猛獣が檻に入ってるよう。。

外の男性用温泉

すぐ外では村人と外国人旅行者が洗濯をしています。

寺院外の洗濯場

(1ルピー=約1.5円)
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| 旅行 maiko | 01:03 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

はい。わたしも、

旅行記、楽しみにしていたので、連載を再開してくださって嬉しいです。

白バイ乗り継ぎなんて、いいなあ。
あの、黄土色の制服の、髭警官ですか?
(サルマンイメージ)
バスで17時間、すごいですねえ。

インド人はパンツでお風呂、なんですね。
長旅のあとのお風呂は、さぞや気持ち良かったことでしょう。
やはり日本みたいに硫黄の匂いとかするんでしょうか、温泉。

いつか、maikoさんのような旅がしたいです。

指差しヒンディー語、次回のために買ったんですが、役立ちましたか?
それとも、英語(わたしは中学生レベルなんですが)の方をおおくつかわれましたか?

| やっほー | 2012/10/25 10:58 | URL | ≫ EDIT

白バイ…どしゃぶりだったので黄土色のカッパ着てました《笑》
あのバスは…個人旅行を始めて長いですけど、史上最低でした。もう二度と乗りたくないです。
マナーリーの温泉は硫黄の匂いしますよ!
他の人の旅行記では熱すぎると書いてあったけど、私にはちょうどよかったです。41度くらいかな。マジで、疲れ果てた体に温泉が染み渡りました。ヒマラヤの雪景色も見渡せて、マナーリー最高!

岡口先生の書かれた「指差し」は役立ちますよ!確かに英語のほうが使いますけど、子供とか爺さん婆さんに話しかけるときはヒンディー語が喜ばれます。
インド人は名前・仕事・結婚の有無を聞くので自己紹介と家族の言い方を覚えたらいいんじゃないですか?
あと「トイレット カハーン へ?」トイレどこですか?は一番使いました。

私と同じような旅をすれば疲れるかもよ…特に交通手段は地獄。。
旅行は自分なりに楽しめればいいと思います~。

| maiko | 2012/10/25 14:59 | URL | ≫ EDIT

水餃子食べながら、旅行記の続きを密かに待ってます…と催促してした女です。
インドからmaikoさんが無事に帰国するまでの道程が楽しみでなりません!

それにしても初日から全然寝てないし、尋常じゃない距離を歩いているし、
17時間もバスに揺さぶられてどうなるのかと思いましたが、
温泉でゆっくりできたようで読んでる私もほっといたしました。

インドの人々、みなさん親切な方が多いですね。
私もいつかインド行ってみたいのはやまやまですが、
バスを使う旅は無理そう…。バックパッカーの人たちすごいなあ。

もしかしてマナーリーって、チベット料理なども食べられるのでしょうか。
温泉もあってヒマラヤが見えて、よさそうな町ですね。

| 春巻 | 2012/10/25 22:50 | URL | ≫ EDIT

この旅行出発直前のお仕事でご一緒した神部です!旅行記の続き、めっちゃ楽しみにしていたので思わずコメントします…

私のインド旅行はもう10年以上前なのに、状況がまったく変わってなくて笑ってしまいました。ガン見されるのも、ありえないくらい距離を詰められるのも(笑)

この先も微に入り細に入りの長編レポート、楽しみにしています~

| jimbu | 2012/10/25 23:06 | URL | ≫ EDIT

はじっこに座って白バイ乗り継ぎ話をきいてた者です。
maikoさん、ほんとうにタフです!
24km歩くとか考えられない・・しかもあんな状態で。
インドも温泉あるのですね。
あの、ぱんつはいたまま温泉につかるのでしょうか?
などとくだらないことが気になる私。
続きも楽しみにしております。

| ゆずきり | 2012/10/26 00:24 | URL | ≫ EDIT

春巻さん…私の飼い猫と同じ名前!てか、うちはチョンギュンと広東語で呼んでますけど「はるまき」と日本語読みして大丈夫?

インドの人たち、悪い噂は聞いてたんですけど私はなぜか巡り合わせがよかったようです。リシケシ、マナーリー、次に向かうレーと温厚な人が多い地域を選んだことも吉と出ました。デリー、アグラ、バラナシは初インドのゴールデンコースですが地獄の悪の巣窟トライアングルですから、避けました。

マナーリー周辺にもチベット族が住んでるようですが、隣のダラムサラのほうがチベット料理は有名ですよ。なんたってチベットの亡命政府があるところですからね。

私が帰国するまで…まだまだ先が長いけどちょこちょこアップします!

| maiko | 2012/10/26 01:43 | URL | ≫ EDIT

jimbuさん
嗚呼、、その際は私の尻拭いを押し付けてしまいスミマセンっ!
何と、jimbuさんもインド体験あるのー?ガン見される気持ちが分かってくれてうれしいわ。脳内で♪あなたに~とって私、ただの通りすがり~♪ちょっと、振り向いてみただけの異邦人♪て歌流れましたもん。
またお気軽にコメントくださいな。

| maiko | 2012/10/26 01:48 | URL | ≫ EDIT

ゆずきりさん
私もサンダルで24km歩いたの信じられないです。
おかげで左ヒザを痛めたんですけど…スポーツ選手か。
インドではマナーリーの他にも数ヶ所温泉あるらしいですよ!
パンツ…体を洗うときには脱ぎたくなったんですけど、仕方なく履いたまま手をつっこんでゴシゴシしました。地元の人は、、ひょっとしていつも放置?

| maiko | 2012/10/26 01:51 | URL | ≫ EDIT

いえいえ、(過ぎてみれば)楽しい仕事だったので没問題です!
私も北インドは恐ろしく、ムンバイからコーチン、チェンナイなど南インドをぐるっと回っただけののほほん旅でしたよ。
そうそう、私もビザを取りに大使館に行った時、仕事の関係で誓約書を添付しないといけないということになり、おばさんが白紙とボールペンをくれて、やっぱりその場で英語で誓約書を書かされました…いくら振り絞っても「いんどにいっても ぜったいにかんこうしかしません
やくそくします」みたいな文しか書けなかった(笑)
10年たってもまったく同じでびっくりしました。

| jimbu | 2012/10/28 21:51 | URL | ≫ EDIT

おおコーチン!バックウォーターツアー行きました?
南インドはいい人多いって聞くし、端っこ好きとしてはインドの南端にも行ってみたいわあ。
白紙にボールペン…突然レター書けと言われても困りますよね。何が何でもビザほしいから頑張って書くけど、私の場合おばさん笑いをこらえてたと思う。。次は電子辞書持参せな。

| maiko | 2012/10/31 02:59 | URL | ≫ EDIT

バックウォーターツアー、半日のやつですが行きましたよ~。すごいのほほん具合でした。
もちろん南端のカニャクマリも行き、インド人まみれで夜明けを見てきましたよ。聖地だからか気持ちのいい町で、おすすめです。南インド、食事も外れないし、心すさむ出来事も少なかったですね~~。

| jimbu | 2012/11/01 02:12 | URL | ≫ EDIT















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