廃話!~もっとチラシの裏に書いとけよ!~

廃話(ファイワー)とは広東語で「意味のない、つまらない話」という意味。

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大阪アジアン私的ベスト3

夜行バスで帰ってきてクタクタですが興奮のさめないうちに私的ベスト3を発表します。

<びっくりしたで賞>
「誰もいない家」
キルギスタン映画 98分
監督:ヌルベク・エゲン

初めて見るキルギス映画は美しく、ユーモアが効いていて、スリリングで、激しくて、強烈な1本でした!
登場人物が怪しくてみんな自分勝手。主人公の女の子が最後までパワフルで魅力的でした。
数年前に中国最西部に旅行した時出会ったキルギス族のおっちゃんたちも同じ高帽をかぶっていて、ちょっと懐かしくなりました。

<監督に会えてうれしかったで賞>
「イスタンブールに来ちゃったの」
マレーシア映画 99分
監督:バーナード・チョウリー

istanbul aku datang1

大きな出来事といえば引越しと同居人のマギーラーメンを勝手に食べてしまったことくらいしかなく、ストーリーはいたってシンプル。最初の3分で結末まで予想がつきます。
だからこそ主人公ディアンの心の変化が丁寧に描かれていて、後半にかけてググッともっていかれました。特にシャンプーシーンではもう。。(涙)
これは「ゴールと口紅/Gol & Gincu」から組んでいるラフィダ・アブドゥラの脚本とバーナード・チョウリー監督の演出力のおかげですね。

Istanbul Aku Datang 2

香港映画ファンなら80年代のある名作を思い出すストーリー構成なのですが、事前にシンポジウムを受講したりマレーシア通のお友達の話を聞いたおかげで、マレーシア人の視点から映画を見ることができました。
例えば女の子が1人で海外旅行することはイスラム教徒ではありえないとプロデューサーのリナ・タンさん。
それに対して私が「日本人にとっては女の子の一人旅は珍しくなくて、そういう感覚は分からないんですが?」と質問すると、こう答えてくださいました。
「マレーシアでは家族を大切にしていて、女の子は結婚するまで家族と一緒が基本。男の子なら1人でどこかへ行っても大丈夫だけど、女の子はないですね。でも私たちはマレーシアの女の子も普通に旅していいじゃないか?と願いも込めてこういう設定にしました」
他にも「私たちはポップでかわいい映画を作るけれど、社会に対する問題提議を何かしらするようにしている」と。
なるほど、そう言われればバーナードのこれまでの作品「ゴールと口紅」「グッバイ・ボーイズ」「Pisau Cukur」ともシビアな一面を持っているし、今回の「イスタンブールに来ちゃったの」ではマレー男のイヤ~な部分と優しい部分の両方が見えて面白かったです。
やっぱりスクーターの2人乗りはロマンチックよね。

バーナード持込のチリソース

翌日アテンドのY子さんに頼んで私も1日ショッピングにお供させてもらいました。
写真はかむくらにて。持参のチリソースをたっぷり餃子にかけるバーナード。
私も箸の先端につけて味見したら激辛で死ぬかと思いました。
マレー歴の長いY子さんは全然平気という。えっ…
バーナード監督からは無事「Pisau Cukur」DVDにハートマークつきのサインをしてもらいました。やったね!

<大阪に行ったかいあるで賞>
「わが人生3つの失敗」
インド映画 130分
監督:アビシェク・カプール

Kai Po che

インド映画は3時間あって当然とか、歌と踊りでお祭り化するという固定観念は捨ててください。
「火の道/agneepath」とか「命ある限り/Jab Tak Hai Jaan」みたく3時間あるのもあるけど、最近じゃ2時間きっかりで終わるのも多いし、踊りなくてもいい音楽で勝負してるのも多いです。
つか最近じゃタイ映画が3時間近くあって疲れて困る。面白いんだけど。

さてインド映画にはまって数年の私、少し待てばDVDで鑑賞することもできるんですが、ほんとに今大阪に行って見てきてよかった!
席の近くにインド人のグループがいたので「どうしてこの映画のこと知ったの?」と聞くと「友達に教えてもらって」と。そのお友達は招待客として入場していました。
いやーインド人と一緒に見るとやっぱ楽しいわね。
日本人だけじゃ反応せんやろってところで一緒に笑ったもん。

私はポポッポーのお気楽インド映画さんでインド映画の新作をチェックしているのですが、「Kai Po Che!」はグジャラートを舞台にした青春ものということで、今月のラインナップ紹介時点から楽しみにしてたんです。
大阪入りする直前に「Rock On!!」を見てファルハン・アクタル(DONシリーズの監督、じんだぎのモジャ、チャンスをつかめ!でコンコナを踏み台にする男)のハスキーな歌声にうっとりし、最後の歌で不覚にも泣いてしまいアビシェク・カプール監督の実力を知りまして、これは期待できる!と会場に向かいました。

結果、本当にすばらしかったです!!
アーメダバードの街並み、旧市街地と新市街地を結ぶ橋、凧、女の人のカラフルなサリー、ナヴァラトリのお祭り…ノスタルジックな映像のおかげでついこの間行ってきたばかりなのに懐かしく感じました。
何度も映る夕日、グジャラートの夕焼けは本当に美しいです。

スポーツ用品店で儲けたお金でお酒を飲みに行こうぜ!というシーンがあるのですが舞台となるグジャラートは禁酒州。もちろん裏ルートがあるので飲めないことはないのですが、ここで酒場ソングとかなったら嫌だなあと思っているとちゃんとお酒を飲めるところに移動して飲んでいました。ホッ。
ロケ地の詳細はまたあとで旅行記にアップしたいと思います。



新人のスシャント・シン・ラージプートは噂どおりランビール・シンに似てなくもないのですが、あそこまで筋肉ついてなくボディ・バランスがちょうどいいです。
ボリ映画は好きだけど、筋肉バカはサルマン・カーンの専売特許にしてよと思う今日この頃。
演技力はまだまだ未知数。2014年には「きっと、うまくいく/3idiots」のラージクマール・ヒラニ監督とアーミル・カーン共演が決まっているそうで、楽しみですね。

Kai Po Che Diu fort

真剣勝負のボリ映画をありがとう、アビシェク・カプール監督!
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| 映画 maiko | 18:23 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

グジャラート

これ、観ればよかったなあ。でも、あの頃はまだナワーズ落ちもしてなかったので香港台湾などを優先してしまいました。
グジャラートを舞台にした「Firaaq」てのを見ました。
とてもヘビーでした(ナワーズ出てます)。
この作品も観たい!
今年の大阪アジアンはフィリピン推しだそうですが、
インド映画も、チェックしなければ。

| ゆずきり | 2014/02/06 14:47 | URL | ≫ EDIT

あの時見ればよかった、ての多いよね。でも大丈夫、映画は落ちた時が見頃だから。
同じテーマをあつかってるから私も「Firaaq」買ってるんだよね。ただいま長期熟成保存中。
kai po che見終わったあと思わずグジャラートに住む友達(ヒンドゥー教徒)に大丈夫なの?と聞いてしまった。。僕らはうまくやってるよとの回答で安心しました。

| maiko | 2014/02/06 16:04 | URL | ≫ EDIT















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