今年インドに転がってしまった人、もしくは転がってみたい人へ。年間1000本以上製作されるインド映画界、興味はあってもどれから見たらいいか分かんなくないですか?
ボリ歴の浅い私なりにおススメ映画を選んでみました。どうぞ。
(ドラマ部門)
「DOR」
何度も書いてますが、私的ボリなんばるワン映画はDORです。オームシャンティオームのシュレーヤス・タルパデさんが芸達者なところを見せてくれます。
「TAARE ZAMEEN PAR」「きっと、うまくいく/3idiots」のアーミル・カーン監督第一作目。共同監督のアモール・グプテは今年夏公開予定の「スタンリーのお弁当箱/Stanley Ka Dabba」の監督でもあります。
布教のために貸し出した人全員から大絶賛、アーミル先生の教育法にエイミーも感心し、「香港で知り合いに見せるわ」とタイトルをメモしてチョンキンで買っていた。
「MR. AND MRS. IYER」ヒングリッシュ(インド英語)作品。旅の同行人を守るため夫婦に扮した2人。。
コンコナ・セン・シャルマーはボリ界において美人のカテゴリーに入れられないそうなんですけど、このコンコナさんめっちゃかわいいんです。
そしてカメラマン役のラウル・ボース。ポスター見るとデカ目のおっさんですが、映画見てると惚れてしまいますよ。この人映画によって純朴青年になったり脳みその足りない兄ちゃんになったり役作りがすばらしいです。
シリアス系だけどおすすめ。
「DEV. D」これも
この前紹介しましたね。
「スラムドッグ・ミリオネア」で現地コーディネーターを務めたアヌラグ・カシヤップ監督がダニー・ボイルに影響を受けて撮った革命的作品。
映画好きなインドの若者に「お前、今までどんなインド映画見たんだ?」と聞かれた場合、DEV.Dと答えると「おお、お前分かってるな」的な反応をされます。
「恋する惑星」を見て衝撃を受けた香港映画ファンに見てほしい作品です。
(ラブコメディ部門)
「DELHI BELLY」ボリウッド4の次に公開されてほしい作品。
ヒングリッシュでテンポよくセリフも面白い。120分できっかり終わる。
中華映画に慣れた人なら
ありえるな!と受け入れられるでしょう。
「BACHANA AE HASEENO」オームシャンティオームのディーピカー・パードゥコーンも出ているラブコメ。
これが2作目となるランビール・カプールのスター性と器用さに驚きました。ランビールってカプール家4代目のスーパーサラブレッドなんですけど(詳しい説明は割愛)、写真で見ても動画で見ても全然イケてないんです。ためしに画像検索するとイケてない写真ばかり出てくる。
でも演技すると魅力的で、ダンスもそつなくこなす。
オープニングのダンスでは思わずキャーッと黄色い声をあげそうになったじゃないか、ランビールなのに!
女の子にモテモテのストーリーとシンクロするように(?)実生活のランビールも次々と共演女優と恋に落ちてしまうんですが、これもスターたるゆえんでしょう。
このオープニングソングはほんとわくわくさせてくれるわ。
「WAKE UP SID」モラトリアム青年が年上のお姉さんと共同生活をするようになって…
ランビール・カプールのアホ面!
大した出来事も起きないのに、じっくり2人の心境の変化を描いていて良質なラブコメです。
コンコナさんのインド服の着こなしがすてき。
「DIL TOH BACCHA HAI JI」「きっと、うまくいく」でクサイ屁をこくオーミ・ヴァイディヤ君が純朴な青年を演じてます。
イムラーン・ハシミの熟女キラーっぷりとアジャイ・デーヴガンの若い子にときめくオッサンぷりも堪能できます。
「99」冒頭からテンポよく笑わせてくれます。
やくざのボスが「ユー・シュート、アイ・シュートの陳惠敏に見えてしゃーないです。
(実話ベース部門)
「NO ONE KILLED JESSICA」ボリって本当にあった事件や人物を描くものが多いんだけど、どれもアンビリーバボーなのであります。
一番びっくりしたのが事件の目撃者シャヤン・ムンシーがその後俳優デビューして今も活躍しているということ。
地味だけどかなり実力派の映画なのでおススメです。
踊りないけど主題歌の
Dilliはパンチが効いて印象に残ります。
「RAKHT CHARITRA」死神ルックのヴィヴェク・オベロイが超級かっこいい復讐映画。
香港映画で使われる武器と言えば牛刀、中国ならレンガですが、インドなら鎌と斧。
「黒社会/エレクション」の暴力シーンを見るとなぜかわくわくする人、楽しめます。
「THE DIRTY PICTURE」4年連続主演女優賞を受賞しているヴィディヤ・バランの最高傑作。
南インド映画界で活躍していたシルク・スミタのじんだぎ(人生)。
この主題歌「Ooh La La Tu Hai Meri Fantasy」もインド人なら皆歌えると思う。
(筋肉部門)
「DABANGG」もうすぐ「タイガー伝説のスパイ/Ek Tha Tiger」が公開されるサルマン・カーンの大ヒットアクション。
私はノー天気キャラを演じるサルマンが苦手だったんですが、このコワモテ時々悪ノリのサルマンに大興奮。
主題歌を耳コピで歌えるようになりました。
ツボなセリフも多く、難しいこと考えんとお祭り騒ぎして見たい方におすすめです。
筋肉ポイント…怒りのあまりシャツが破け、サルマンの上半身があらわになる。
「LADIES VS RICKY BAHL」スケコマシ役のランビール・シン、どんな格好で登場するかと期待したらランニングに赤いヘアバンドで笑い死にました。
筋肉ポイント…
ドヤ顔でドヤボディ
最近ヒゲを生やしてるランビール・シン君。Kai po che!のプレミアに出席してるの見てびっくりしたがな。

私的には服を着といてもらったほうが落ち着きます。
姓がシンだからシク教徒ですか?

かわいいわねー。
スポンサーサイト
>転がってしまった人、もしくは転がってみたい人へ
すごいわー!(笑)
前々からの記事もめっちゃ参考になります。
今は時間に余裕がないけど
ご紹介の内容をいつかみるのが楽しみ!
今年のIFFJで上映されたら嬉しいな
次回に香港に行ったら
チョンキンに探しに行ってみよー
| grace | 2013/03/29 07:20 | URL | ≫ EDIT